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# SESからの転職先更新日

エンジニアからコンサルへの転職|ITコンサルとの違い、活きる経験、3つの転職ルート

この記事が向いている人

  • 東京・大阪でエンジニアとして働いている
  • 実装やテストだけでなく、上流工程に関わりたいと考えている
  • 年収や働き方を変える選択肢として、ITコンサルが気になっている

結論

エンジニアからITコンサルへの転職は、技術がわかる人だからこそ選べる現実的なキャリアです。要件定義や顧客との調整など上流寄りの経験があれば強みになり、なければSaaSの導入コンサルなど入口になりやすい分野から入る方法があります。コンサルは会社や分野で仕事の中身が大きく違うため、求人票だけで判断せず、コンサル転職に詳しい相談先で求められる経験を確かめるのが近道です。

エンジニアからコンサルへの転職は現実的?

現実的です。システムの導入や改善を扱うITコンサルは、技術がわかっていることが前提になる仕事なので、エンジニアからの転身は自然なキャリアの一つです。

むしろ、コンサルの現場では「技術的に何ができて、何ができないか」を判断できる人が求められます。実際に手を動かしてきたエンジニアの経験は、それだけで強みになります。

給与の水準も変わります。厚生労働省の令和5年の賃金構造基本統計調査では、プロジェクトマネージャーなどを含む「システムコンサルタント・設計者」(男性)の月々の所定内給与は44.1万円で、SEやプログラマーを含む「ソフトウェア作成者」(男性)の35.0万円の約1.26倍でした。

一方で、仕事の中身は大きく変わります。その違いを理解しないまま転職すると、「思っていた仕事と違った」となりやすいので、まず違いから押さえておきましょう。

ITコンサルとエンジニアの仕事は何が違う?

一言でいうと、エンジニアは「決まったものを作る」仕事、ITコンサルは「何を作るべきかを決める」仕事です。

エンジニアITコンサル
主な役割仕様に沿って設計・実装・テストする顧客の課題を整理し、解決策と進め方を決める
向き合う相手主にチームのメンバーやPM主に顧客の担当者や経営層
主な成果物プログラム、設計書、テスト結果提案書、要件定義書、計画書、会議の合意
求められる力技術力、正確に作り上げる力課題の整理、説明、合意形成

コンサルになると、コードを書く時間は減り、ヒアリング、資料作成、会議での調整が仕事の中心になります。ただし、SaaSの導入コンサルのように、設定や開発まで自分で手を動かす働き方もあります。

エンジニアの経験は、コンサルでどう活きる?

エンジニア出身のコンサルが評価されるのは、「実現できる提案」ができる点です。技術的な無理やコストを見積もれるので、顧客にとって現実的な計画を立てられます。

特に、次のような経験はコンサルへの転職で強みとして伝えられます。

  • 要件定義や基本設計:顧客の要望を仕様に落とし込んだ経験
  • 顧客との打ち合わせ:仕様の確認や調整、進捗の報告をした経験
  • 見積もりや改善提案:工数を見積もったり、運用の改善を提案したりした経験
  • 後輩の指導や教育:相手に合わせて、わかりやすく説明した経験

客先常駐で実装中心だった人でも、「仕様の不明点を顧客に確認して調整した」「運用で困っている点を見つけて改善を提案した」といった経験は、上流寄りの経験として言語化できます。

コンサルに向いている人・向いていない人は?

向いている人

  • 「なぜこれを作るのか」が気になり、仕様の背景まで考えてしまう
  • 人に説明したり、意見の違う人の間を取りまとめたりするのが苦にならない
  • 技術だけでなく、業務や事業の仕組みにも興味がある

向いていない人

  • 自分の手でコードを書き続けることに一番やりがいを感じる
  • 資料作成や会議が多い働き方に強いストレスを感じる
  • 成果が目に見える形で残る仕事をしたい

向いていない側に当てはまっても、エンジニアのまま上流工程やリーダーを担う道や、設定や開発も担う導入コンサルという選択肢があります。

エンジニアからコンサルに転職する3つのルートは?

ルート1:SaaSの導入コンサルから入る

Salesforceなど、企業向けのクラウドサービス(SaaS)を導入する仕事です。顧客の業務を聞き取って設計し、設定や開発まで行うため、エンジニアの経験をそのまま活かしながらコンサルの仕事を覚えられます。製品の資格が実力の証明になりやすく、エンジニアからの入口として選びやすいルートです。

Salesforceのキャリアについては、Salesforceエンジニアのキャリアと転職で詳しく解説しています。

ルート2:今の環境で上流工程の経験を積んでから移る

SIerや事業会社などで要件定義や顧客折衝の経験を積み、その実績を持ってITコンサルに移るルートです。時間はかかりますが、職務経歴書に書ける上流経験が増えるほど、選べる求人も増えます。

ルート3:IT専門コンサルやコンサルティングファームに直接移る

システム導入やIT戦略を扱うコンサル会社に直接転職するルートです。年収や裁量が大きく変わる可能性がある一方、選考では論理的に考える力や説明力が見られるため、面接対策が欠かせません。

タク

運営者より

僕の場合は、転職を機にSalesforceの資格を取り、ITコンサルとエンジニアの2軸で働くようになりました。今の年収は新卒の頃の2.5倍です。新人教育で「相手に合わせて説明する」経験をしていたことが、顧客へのヒアリングや提案で思った以上に役立ちました。
タク(AI案件をリードするエンジニア/元SESエンジニア/Salesforceコンサルタント)のコメント

転職の準備では何をすればいい?

一番大事なのは、職務経歴書で「何を作ったか」ではなく「誰のどんな課題を、どう解決したか」を書くことです。

たとえば「Javaで受発注システムの機能を開発」と書くだけでは、コンサルとしての適性は伝わりません。「受発注業務の担当者にヒアリングし、手作業になっていた確認作業を自動化する機能を提案・開発。確認の手間を削減した」のように、課題、自分の動き、結果の順に書くと、上流寄りの経験として読んでもらえます。

転職を考える前に、今の年収が経験に見合っているかも確かめておきましょう。

コンサルへの転職は、なぜ相談先選びが大事?

コンサルは、会社や分野によって仕事の中身も、求められる経験も大きく違います。同じ「ITコンサル」という求人でも、戦略寄りの仕事もあれば、導入や開発に近い仕事もあり、求人票だけでは見分けにくいのが実情です。

そのため、コンサル業界への転職に詳しい相談先を選び、「自分の経験ならどの会社のどんなポジションを狙えるか」を確かめるのが近道です。明光キャリアパートナーズは、もともとコンサルティングファームへの転職支援を得意としてきた会社で、エンジニア向けの転職相談も行っています。今すぐ転職するかどうかは決めていなくても、自分の経験がコンサル市場でどう評価されるかを知っておくと、次の一手を判断しやすくなります。

動くならこの順番

  1. ステップ1:上流寄りの経験を書き出す

    要件定義、顧客との打ち合わせ、見積もり、改善提案、後輩の指導などを洗い出します。

  2. ステップ2:目指すコンサルのタイプを決める

    ファーム、IT専門コンサル、SaaSの導入コンサルなど、入口を絞ります。

  3. ステップ3:足りない経験は資格や導入経験で補う

    導入コンサルを目指すなら、製品の資格が入口になります。

  4. ステップ4:コンサル転職に強い相談先で答え合わせする

    自分の経験で狙える求人と、求められる経験を確認します。

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この記事を書いた人

タク

AI案件をリードするエンジニア/元SESエンジニア/Salesforceコンサルタント

  • エンジニア歴

    7年

  • 年収

    エンジニア経験4年で新卒時の2.5倍

  • キャリア相談

    150人

  • 文系・未経験からSESでエンジニアデビュー
  • 新人エンジニアの教育を担当
  • Salesforce資格を取得し、現在はAI案件をリードするエンジニア
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